Q1. 二王子岳登山道のトイレ設置について
「日本200名山」選定の二王子岳は、年間1万人以上の登山者を集めている当市の重要な観光資源である。環境面や登山者への配慮から登山ルート上の「携帯トイレブース」設置と登山口の旧式トイレの高機能化について市長に伺う。
A1. 国に整備を要望するとともに、関係団体と意見交換時に検討したい
磐梯朝日国立公園に位置する山頂の二王子小屋は、老朽化しており、避難小屋の全面改修をはじめ、微生物の発酵を利用したバイオトイレを国に要望してきた。また、一王子小屋も老朽化しており、整備手法を検討中である。 国立公園内となる山頂は、国の整備となるので、引き続き国に整備を要望していくとともに、提案の「避難小屋併設携帯トイレブース」は地元山岳関係団体の意見交換会で検討したい。
Q2. 市施設内全面禁煙化について
「健康増進法」や「WHOたばこ規制枠組み条約」の批准により、公共施設の完全分煙が義務付けられているが徹底は困難。また市民目線では市職員の勤務時間中の喫煙は「私的嗜好品摂取の為の公務のサボり」であり、本来は給与減額すべき公務員の職務専念義務違反に加え公金の不正受給に該当。税金の無駄使いは少なくとも年間1億円にも達する。早急に「敷地内完全禁煙化」に取り組むべき。
A2. 全面禁煙に向けた検討と職員の禁煙意識啓発
当市では全ての公共施設の敷地内全面禁煙には至っておらず、全面禁煙に向けた検討と職員の禁煙に対する意識啓発をしている。今後も市民の健康を第一に考え、禁煙や分煙対策を講じ、喫煙マナーの徹底等により受動喫煙防止を進めたい。
職員の勤務時間内の喫煙は、業務に支障がない範囲とし、市民から不信感を抱かれることがないよう注意喚起をし、健康管理の観点から禁煙を勧めている。
(新発田市議会ホームページ議事録)