Q1. 電力自由化元年に際して今後の電力調達と本庁舎入札の問題点について
昨年実施した本庁舎の電力入札は、様々な制限によって応札は東北電力1社のみであった。契約条件等で参入障壁となる問題に対しての対応は。また、他の低圧部門も含めた市施設全般の電力調達についての今後の方針、エネルギーの地産地消の観点からの「風水力発電も含めた電力小売り事業者参入」の可能性について伺う。
A1. 電力自由化の恩恵を受けるべく、引き続き電力調達入札に取り組んでいきたい
昨年度の電力入札では「負荷率」の課題があった。電力自由化の恩恵を受けるべく、引き続き、電力調達入札に取り組んでいきたい。また、各施設の使用状況を把握し、対象施設の選定を行っていきたい。なお、市が電力の小売りに参入することは考えていないが、市民出資を活用した新エネルギー導入の提案があった場合は、支援を検討していきたい。
Q2. 新発田におけるインバウンド観光の積極的な関与の必要性について
訪日観光客は個人旅行の流れへと変化し、今後は地方への誘客も確実に増加する。新潟はサブカルチャーのメッカである。最も国際空港に近く、「豊富で高品質の食+雪+温泉」を有する新発田は『刀剣伝承館』や『蕗谷虹児記念館』などの優良コンテンツも存在する。「インバウンド観光」への取組みについて総括的に伺う。
A2. トップセールスの機会を増やし、インバウンド誘客に向けた取組みを強化していきたい
これまでも県との連携により誘客を進めるとともに、観光施設の受入環境の整備に取り組んできた。今後も増加する個人客を取り込むため、観光協会案内所の移転に併せた観光庁認定資格の取得やボランティアの養成などを継続的に進めていく。また、トップセールスの機会を増やし、インバウンド誘客に向けた取組みを強化していきたい。