Q1. SDGsへの取組による地方の時代における自治体経営と魅力向上について
自治体経営の上で「取り組まないと相手にされない」時代が刻々と迫っている中、都市としての魅力向上、とりわけシビックプライド醸成の面で「SDGs未来都市」の認定を目指し発信力を高めるべきでは。
A1. さらに多くの皆様に対して発信することを目指す
長年、当市が取り組んでいる「食の循環によるまちづくり」の取組が、SDGsの取組の方向性と合致するところがある。SDGsのゴールや、ターゲットを意識した取組となるよう、産学官連携によってさらに発展させ、ひいては持続可能な社会の実現に向けて検討を進めるよう担当課に指示した。また、ふるさと新発田とのつながりを強めるため、市公式LINE「しばたTomorrowライン」を新たに開設した。市内の民間企業が既に開設しているものとつながることで、さらに多くの皆様に対して発信することを目指す。
Q2. 文化振興による「都市の価値向上」とアートのあるまちづくり
市民の間で、博物館・美術館機能を有する「ミュージアム」設置の声が高まっているが、「基金創設」を行うなど具体的な取組を始める時期と考える。また、天王・本田小学校の空き校舎を魅力ある街への起爆剤とすべく、アーティスト・イン・レジデンスへの活用を行い、文化やアートにより街の活性化を図ってはどうか。
A2. 文化振興とアートによる地域活性化についても要素の一つとして検討が進められると考える。
「しばたミュージアム」の建設は、多くの市民意識として納得が得られる水準まで達していないと考える。一方、歴史資料館整備は、現段階では事業費等の具体的な想定はしていないが、整備に向けた第一歩として基金を設けることを今後検討する。また、閉校施設の利活用については、議員提案の活用を含め、文化振興とアートによる地域活性化についても要素の一つとして庁内検討会議において検討が進められると考える。